今田 健太郎 弁護士のブログエントリー一覧
弁護士 今田 健太郎
2024年11月05日(火)
受験生を持つ親の気持ち~その立場になってみると分かる
弁護士の今田健太郎です。
長男は現在高校3年生ですが、美術系大学への進学を目指して、日々特訓しています。
自らも、当事者として大学受験を経験しましたが、思い返してみると、なかなか親の気持ちまで考える余裕がなかったというのが本音です。
大学受験を控えた親の心情は、実に複雑なところがあります。子供の成長を見守ってきた親にとって、大学受験は重要な節目であり、大きなプレッシャーを感じる時期でもあります。懸命に取り組む姿を見守りながら、親は様々な思いに駆られます。
「しっかり休めているだろうか」「必要なサポートができているだろうか」そんな心配が頭をよぎります。子供の体調やメンタル面を気遣いながらも、どの程度介入すべきか悩むことも多いです。先生方のコメントに一喜一憂したり、親自身も一緒に落ち込むこともあります。
親は子供の努力を信じ、共に頑張る気持ちを内に秘めながらも、結果に関わらず、長い目で応援していく必要があることを痛感する日々です。
ある意味、これほど濃密な時間を過ごすことができるのも、限られた瞬間であり、大変だけれども幸せなひとときであることを噛みしめながら、最終的に、一緒に喜ぶことが出来る日が来ることを願っています。
弁護士 今田 健太郎
2024年02月29日(木)
まさかの転出超過???
弁護士の今田健太郎です。
先日、広島県の人口調査において、転出超過の人数が、都道府県の中で最も多いという報道がなされていました。
外国人転入者の数も入れると、若干のプラスのようですが、ほとんどの世代で「選ばれない」広島県という残念な結果に衝撃を受けました。
たしかに、私も、大学で東京へ出ましたが、就職先として広島県を考えた場合、 希望する分野での選択肢が少なく、やむなく、東京での就職を検討せざるを得ない状況がありました。
逆に、広島県内の大学へ進学した学生さんとしても、就職で、広島県を離れてしまうことが多いように感じています。
色々な分析はなされていますが、私自身は、広島県は、海あり、山あり、都市ありで、新しいサッカースタジアムも街中に出来たことも考えれば、バランスのよい地域であると思っています。
他方で、福岡市や大阪市に比べると、今ひとつインパクトにかける部分があることも否めません。
広島駅も大改築され、観光客もさらに増えることも想定される中、商業の活性化を考えるうえでは、大企業の誘致よりも、若い世代による起業を大々的に応援する施策を実施し、広島発の最先端のビジネスモデルを発信しつつ、市内を流れる川の景観も活かした一大観光都市(国内外から数日滞在したいと選んでもらえる観光都市)として、オシャレで活気のある広島を目指して欲しいなと感じています。
弁護士業界も、「あれ、広島の弁護士って、洗練されていて魅力的だなと」と思ってもらえるよう、取り組んでいきたいと思います。
弁護士 今田 健太郎
2023年06月14日(水)
「交流戦の戦い」~見えない力
弁護士の今田健太郎です。
現在、2023年プロ野球シーズン真っ盛りですが、我らが広島カープは、3年連続交流戦最下位の汚名を返上し、本日時点(6月13日)では、6勝6敗の五分の戦いをしています。
あと6試合ありますので、蓋を開けてみれば、4年連続ということもあり得ますが、果たして、このブログをアップしたあとにどうなっているか。
私の予想では、9勝9敗の五分なら御の字という印象ですが、若手が活躍し、先発がいつも通り安定していれば、10勝8敗での勝ち越しも夢ではないかなと。
ここまで健闘している要因としては、なんと言っても、北海道は北広島市に新設されたエスコンフィールドでの日ハム戦の3連勝です。
テレビでも繰り返し紹介されていましたが、北広島は、広島県民の方々が北海道へ移り住んで、開拓が進んだ地域とのことで、広島県とのゆかりが深い町です。
私の郷里、東広島市とも姉妹都市であり、ビジター側を真っ赤に染めた応援団の風景を見ていると、目に見えない縁で結ばれた力が感じられました。
その声援に後押しされるように、カープは、3連勝。
日頃、特別、神様や仏様への信仰が厚いわけではないのですが、何かしら、その土地に宿った「力」のようなものを感じる出来事でした。
私たち弁護士の仕事は、会社や個人の方々との縁で結ばれておりますが、長いお付き合いの方も、新しく出会った方も、その絆を大切にして、「あすかに依頼して良かった」「今田弁護士に相談して良かった」と思っていただけるよう、貴重なご縁に報いられるような事務所を目指していく所存です。
果たして、1週間後、2023年カープ交流戦の戦績やいかに。
弁護士 今田 健太郎
2022年10月25日(火)
『広島』という街の魅力
弁護士の今田健太郎です。
突然ですが、皆さんは、広島という街のどこに魅力を感じますか。
カープやサンフレッチェ、ドラゴンフライズなどのプロスポーツチームがある。
魚やお酒が美味しい。
人情味がある。
そこそこ都会で自然もある。
人それぞれの価値観があると思いますが、広島で育ち、東京で働いて戻ってきた経験、さらには、全国各地を出張で飛び回っている経験からすると、私が感じる「広島」という街の魅力、さらに言うと、キラーコンテンツは、「川のある風景」です。
街中に多くの川が流れ、たくさんの橋がかかり、川沿いを行き交う人々の様子をみていると、どことなく、癒されます。
高層ビルの合間を縫うように流れる川は、昔と今とをタイムスリップするような感覚にもなりますし、これだけ多くの川に囲まれた都市も少ないのではないでしょうか。
規制を緩和することにより、川沿いに、さらに多くのお店が並んだり、昔ながらの商店街のような町並みが出来上がると、観光客はもとより、私たち、住民にとっても、さらに、水のある風景を日常のものに感じることが出来るのではないかと期待しています。
そうした素敵な風景に囲まれた都市に存在する弁護士事務所として、ささやかではありますが、家庭内や企業間のトラブルを解消し、より笑顔が溢れる活気ある街にしていきたい、そんな思いを個人的に願っているところです。
新しくなる広島の玄関口、広島駅の完成も心待ちにしています。
弁護士 今田 健太郎
2022年02月04日(金)
受験シーズン到来
弁護士の今田健太郎です。
2022年2月となりました。
毎年恒例の受験シーズンの到来です。
現在、広島大学の副理事を務めている関係で、キャンパスへ行く機会も多いのですが、受験当日、参考書片手に、不安そうな、何とも言えない表情をしている姿を目撃するにつれ、自分の大学受験のことが思い出されました。当時は、西条駅から寝台列車に乗って、東京まで行き、受験した記憶があり、世代を感じます。
もう遙か昔のことになってしまいましたが、「大人への階段への第一歩」という緊張感に包まれていたような雰囲気は、今も昔も、変わらないのでしょうね。
かくいう私の家でも、高校受験を控えた長男が、必死に勉強に取り組んでおり、受験生本人の挑戦でありながら、親もまた、連帯意識を感じるようになります。
結果によって、当然、喜びや悲しみも感じることと思いますが、結局、弁護士になって、色々な方の人生を見ていると、縁のあるところへ行き(就職もそうですが)、そこで、いい人間関係を築いておられる方が、一番幸せそうに、落ち着いた輝きを放っています。
人生、何が幸いするか分かりませんが、困難に立ち向かう姿勢は忘れないでいたいですね。
必死になってチャレンジする。
そういう心意気を、受験生から、再度、学ばせてもらいました。
私も、あと数年で50代。
新しいことにチャレンジしてみようかな。
新たな挑戦、ひらめきを生むために、まずは、身近な一歩から。
広島の美味しい居酒屋さんを探索し、癒しの中で、発見していこうと思います。