今田 健太郎 弁護士のブログエントリー一覧
弁護士 今田 健太郎
2016年03月28日(月)
幸せのカタチ
弁護士の今田健太郎です。
東京では桜の開花宣言があり、いよいよ春本番ですね。
満開の桜に包まれると、どこか華やかな気持ちになりますが、日々の仕事に目を向けると、そんな素敵な景色に目をやる余裕がないほどの、悩みや苦しみを抱えている方々が、実にたくさんおられます。
その方々に、春の風を感じてもらえるような助言やアドバイスをするというのは、想像以上に難しいものですが、どうにか、少しでも相談者の悩みを軽くすることができたとき、それこそまさに弁護士冥利に尽きる瞬間と言えます。
先日、ある依頼者の方から印象に残る言葉を頂きました。
「ありがとうございます。これでやっとつまらない毎日に戻れます。つまらない毎日ほど幸せだって気付いたんです。」
つまらないことが幸せ?
その方が言ったこの言葉の意味の真意は何でしょうか。
何もない平凡な毎日が幸せって言葉はたまに耳にしますが、つまらないことが幸せとは。
つまらないとは「詰まる」に打消しの助動詞「ない」がついたもの。
詰まるとは決着がつくという意味で、そこから考えると決着がつかないということが
つまらないという言葉の、本来の語源のようです。文学者の解釈は違うかもしれません。
世の中、決着がつかない方が良いこともたくさんあります。
決着がつかない、白黒はっきりつけないから幸せでいられることもたくさんあるのですね。
私の仕事はある意味、決着をつける仕事かもしれません。
しかし、その人の抱えている問題や、性格、背景事情などによって、その人なりの「決着」のつけかた、場合によっては、今すぐ決着を付けないことが「決着」である、という選択肢も、頭に入れておかなければいけないのでしょうね。
春の風に吹かれながら、幸せってなんだろうとふと考えました。
答えは出ていませんが、「幸せはなるもの、与えられるものではなく、自ら感じるものである」ことだけは間違いないようです。
プロ野球も開幕しました。我らが「広島カープ」だけは、今シースンこそ、「優勝」という
決着をつけてもらいたいものですね。優勝の余韻を「感じて」幸せになりたいと思います。
弁護士 今田 健太郎
2016年02月29日(月)
外国人から見た瀬戸内海の島々
弁護士の今田健太郎です。
私は、出張で飛行機を利用することが多いのですが、先日、羽田発広島行きの飛行機の中で、降下中に、私の近くで、「Wow!!!」という大きな声が聞こえました。
ウトウトしていたので、「事故か?」と思って飛び起きると、通路側に座っている外国人観光客と思われる男性が、こちらに手を伸ばして、アイフォンで、カメラを連写しているではありませんか。
窓の外には、瀬戸内海の多島美が広がっています。
日頃、私は通路側の席に座っていることが多いのですが、珍しく、窓側から景色を眺めると、多くの橋やしまなみが、太陽に反射されて輝いていることに、心が洗われる思いでした。
つたない英語で、「席を替わろうか?」と伝えたところ、「席は替わらなくてよいから、かわりに写真をとってほしい。橋や島が綺麗に写るように、よろしく頼むよ。」という難題を突きつけられ、必死で、何枚か連写。
アイフォンを彼に手渡すと、写真をチェックしていましたが、まあ、70点くらいかなという笑みを浮かべて、「サンキュー、ありがとう。」と言っていました。
その後、席の前後を見渡してみると、窓側に座っている多くの乗客が、写真を撮っていることに気づきました。
広島出身の私にとってみれば、たくさんの島があって、橋で繋がっていて、波打ち際も穏やかな、この瀬戸内海の風景は、自分にとっての「海」のイメージであり、慣れっこになっていますが、改めて、外からみると、その風景自体が、「ワンダフル」「スプレンディッド」なのですね。
たくさんの人たちに、広島の海の魅力を知ってもらいたくなった瞬間でした。
以 上
弁護士 今田 健太郎
2015年11月30日(月)
バスタイム
弁護士の今田健太郎です。
先週末あたりから、一段と寒さが増し、ようやく冬らしい気候になってきました。
寒い冬の季節には、温かいお風呂に、のんびりと浸かることで、体が温まってきますが、私の場合は、ストレス解消をかねて、一年中、ぬるめのお風呂につかり、読書をしながら汗をかいています。
完全に女子のような趣味ですが、体を温めることは免疫力も高めるということなので、多忙な中、健康を維持することにも繋がっているかなと感じています。
さて、この温浴のおともになるのが、バスクリンなどの入浴剤と、本です。
私は、最近、ゲルマニウムが配合された入浴剤にはまっており、少々、値段は高いのですが、全身から汗が出るので、まるで、痩せたかのような錯覚に陥り、堂々とビールを飲んでいます。
また、本については、みなさん、それぞれ好みがあると思いますが、私の場合は、まずは、月刊誌のファッション雑誌などを眺めて、その後、文庫本を読んでいます。
本来であれば、法律関係など、仕事に直結する本がよいのでしょうが、そこまでストイックになりきれず、楽しみながら読めるような本を選んで、時間があるときは、30分程度、お湯に浸かるのが、リラックスタイムです。
最近読んだ本の中では、東野圭吾さんの「ナミヤ雑貨店の奇跡」という本がとても面白かったです。
我々弁護士も、みなさんの「悩み」を聞くのが仕事ですが、果たして、私の言葉は、相談者の方々の心に響いているでしょうか。
弁護士 今田 健太郎
2015年09月02日(水)
~TAU(タウ)~ の活気
弁護士の今田健太郎です。
先日、東京へ出張に行った際、銀座にある広島県をPRするアンテナショップである、「TAU(タウ)」に立ち寄ってみました。
皆さんもご存じのとおり、広島弁で「届く」という意味である「タウ」という方言を店の名前としたようですが、週末に行ったためか、大混雑。
キラーアイテムであるカープグッズはもとより、広島県内の日本酒や名産物などを取り揃えており、東京出張へ行った際にお土産を買い忘れたときなどは、大変便利だと感じました。
私は、日本酒の試飲をしてみましたが、東京にいながらにして、僅かな時間を使って、ふと故郷を思い出せるような場所が、銀座の中心にあるというのは、素敵なことですね。
東京一極集中が加速する中、地方ならではの文化や伝統に触れたいと感じている関東在住の方も増えてきているようで、こうしたアンテナショップに立ち寄ってくれたことをきっかけに、広島の魅力を感じてもらえたらと願うところです。
やはり、地方も元気にならなければ、日本全体の安定的な発展も難しいですよね。
我々弁護士の業界も、東京の大手事務所に押されぎみの分野もありますが、弁護士法人あすかとしては、常に新しい弁護士の形を模索する事務所として、反対に、広島から全国に発信できるようなモデルを作っていきたいと思います。
弁護士 今田 健太郎
2015年06月02日(火)
ビアガーデン
弁護士の今田健太郎です。
中国地方も梅雨入り間近、ということで、蒸し暑い日々が続いていますね。
先日、デパートの垂れ幕に、屋上パノラマビアガーデンなる文字が躍っていました。
最近では、ホテルの屋上でのビアガーデンも充実しているようで、各所のビアガーデンが、それぞれのウリをアピールしています。
夜景だったり、ホテルならではのフードメニューの充実さ、だったりするのですが、共通しているのは、野外での開放感だと思います。
東京では、超高層ビルの屋上や、プールサイドで涼を感じながらのビアホールなど、オシャレな雰囲気のところも多いと聞きます。
ビールに関心がない方は、心がトキメクことも少ないかと思いますが、私のようなビール党には、開放的な雰囲気の中、冷えたビールジョッキで杯を進めていくのが、夏の風物詩として、たまらなく好きなのです。
それにしても、ビアガーデンで食事をしている方は、みなさん笑顔が多いですね。
ビールも、通常であれば、何杯か飲むと炭酸でおなかがふくれてくるのですが、不思議なことに、ビアガーデンの場合、汗で流れるのか、あるいは、元を取ろうと頑張るのか、みなさん、いいピッチでおかわりをしています。
最近では、広島へ観光に来た外国人観光客の姿も増えてきました。
私は英語が苦手ですが、ビールは世界共通の言語のようです。
カンパーイ!
日本のアサヒやキリンなどは、世界各国でも人気らしいので、日本文化を世界にアピールすべく、旅先などで、ジャパニーズカンパーイを広めていきたいと思います。
旅に出たーい。