福田 浩 弁護士のブログエントリー一覧

福田 浩弁護士 弁護士 福田 浩

2011年04月11日(月)

困ったときはお互いさま

 先日、所用があり、中国新聞社を訪問したところ、受付けの辺りに、長い行列ができていました。東日本大震災で被災された人々への義捐金を出される方々の列でした。そういえば、連日、新聞紙上には、大きな紙面をとって、義捐金を出された方々の沢山のお名前が載っています。「困ったときはお互いさま」というお気持ちに深く敬意を表するとともに、このような崇高なお考えをお持ちの方々が沢山いらっしゃることに、いたく感動した次第です。
 義捐金を出される行為に対して、一部、偽善ではないかというような論調の意見も散見されますが、とても悲しい気持ちになります。そういえば、往年の人気キャラクターであるタイガーマスクの名前で、子供たちにランドセルなどを寄付する行為が続いたときも、同じような論調の意見がありました。とても残念です。
 個人でできることは限られていますが、一人一人の善意の積み重ねが、困っている方々の大きな支えになるのではないでしょうか。「困ったときはお互いさま」です。復興には相当な時間がかかるといわれていますが、身の回りでできることから、息の長い取り組みができればと思っています。

弁護士 福田浩


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2011年02月21日(月)

北海道のホッケ

 若かりしころ、お金を貯めて初めて北海道へ旅行したとき、ホッケを食べました。その美味かったこと!あのときの感動が忘れられず、先週、30年ぶりに北海道へ旅行し、ホッケをいただきました。やっぱり美味しかったのですが、残念ながら、以前のような感動はありませんでした。
 さすがに舌が肥えたのかなとも思ったのですが、考えてみると、感動しなかったのは他にも原因がありそうです。初めて喫茶店で食べたソーセージ入りのナポリタン、生まれて初めて飲まされたときのビールの苦み。どれもこれも、美味かった感動をもう一度とばかり、その後おそらく何百回も食したと思いますが、最初に味わった感動を超えたことはありません。
 人間の味覚は、実は、視覚や嗅覚などとの総合作用だと聞いたことがあります。例えば青色は食欲を減退させる色だそうで、そういえば青色の食品を想像すると、あまり美味そうには見えません。私の場合、多分、初めて食したときのシチュエーションが、味覚に作用して、感動を呼んだのかもしれません。北の大地北海道へ初めて足を踏み入れた感激、背伸びした気分で初めて喫茶店に入った緊張感、見られてはいけないという背徳感…。
 そうであれば、もしかすると、普段食べなれた食品でも、シチュエーションを工夫すれば感動的な味わいになりそうです。そうか、何の変哲もないおむすびと卵焼きのお弁当でも、公園の陽だまりで食べると、とてもおいしく感じますよね。今度、ホッケで試してみようかななどと考えています。

弁護士 福田浩


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2010年05月13日(木)

私の気分転換

弁護士の福田です。

皆さんは「アクトビラ」をご存知でしょうか。私は最近の情報機器の進歩についていけないので、その仕組みはうまく説明できませんが、簡単に言うと、インターネットに接続したテレビで、家にいたままで映画を鑑賞できたり、昔のテレビドラマや見逃したテレビ番組を見ることができるというものです。

家族も寝静まった夜に帰宅したあと、私の秘かな楽しみは、缶ビールとつまみを片手に、「アクトビラ」で、放映済みのNHKスペシャルなどの番組を見ることです。難解な問題を分かりやすく解きほぐしている「マネー資本主義」、「100年の難問はなぜ解けたのか」などは、知的好奇心を刺激され、深夜まで見入ってしまいました。

最近では、「ハーバード白熱教室」を楽しんでいます。これは、米国ハーバード大学におけるサンデル教授の政治哲学の授業風景をそのまま放映しているものです。日本語訳で聞いてもキャッチアップするのは相当難解な内容ですが、留学を志している方なら、ぜひ英語でチャレンジされたらよろしいかと思います。日本の大学と異なり、積極的に発言し議論に参加しないと卒業できない学生のプレッシャーと真剣さも垣間見ることができます。それにしても、学生に対し、能動的思考を要求するとともに、的確な問題提起をして議論させながら、クラスをまとめ上げるサンデル教授の授業は、素晴らしいの一言です。内容は難しかったけれども。

といった訳で、最近寝不足気味なのは、困ったものです。


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2010年05月10日(月)

さらば花粉症の季節

弁護士の福田です。

私の一日は、ベランダに出て、朝日を浴びながら、思いっきり深呼吸することから始まります。きのう、嫌なことがあっても、辛いことがあっても、陽はまた昇ります。暖かい日差しを思う存分堪能すると、自分は、自然のおかげで生かされているんだなという気持ちになれます。そして、今日も一日、生活できることに感謝する気持ちになれます。

ところが、この3か月間、この毎朝のリフレッシュができませんでした。「花粉」と「黄砂」のダブルパンチです。思いっきり深呼吸すれば、くしゃみは出るわ、鼻水は滴り落ちるわ。眼球を取り出して洗い流したくなるほど眼の痒みはひどく、終日微熱が続き、まさに地獄の一日となります。暖かい日差しが戻ってきて、桜は咲き、新緑の季節なのに、おかげで、私は鬱屈とした日々でした。

不思議なことに、5月のある日、突然、花粉症の症状は消失します。私も、本日、花粉症にさよならを告げました。この喜びは、花粉症の方でないとご理解いただけないと思いますが、まさしく「やったー」という気持ちです。今朝は、思う存分、深呼吸をし、リフレッシュできました。雲があって、朝日は出ていなかったけれども。


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紙媒体2024年04月30日(火)

今田健太郎弁護士が、令和6年4月30日付北國新聞朝刊に掲載されました

令和6年4月30日付北國新聞朝刊に、能登半島地震の被災地である珠洲市において、 建築士と弁護士がチームを組んで、被災世帯を回って、修繕や制度のアドバイスをする 全国初の「珠洲モデル」が紹介され、今田健太郎弁護士の活動が記事となっています。  能登半島地震の被災者の方々の復旧・復興を祈念しております。

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