中岡 正薫弁護士 弁護士 中岡 正薫

2016年11月16日(水)

マラソンノススメ

弁護士の中岡です。
あすかブログ読者の方はご存知かと思いますが、私は年に数回程度、全国各地のマラソン大会に出場しています。
そのことを人に話すと、よく聞かれる質問があります。
「何が楽しくてあんなに辛い(辛そうな)ことに何度も挑戦するの?」

昨今のマラソンブームで走ることを趣味にする人が増えたとはいえ、やはり普段走ることのない人からはマラソンの楽しさや得られるものについて共感をしてもらえません。
そこで、今回は私が考えるマラソンの魅力についてお話しをしたいと思います。

初めてフルマラソンを走ろうとする人にとっては、大会に出場して42.195㎞の走破を目指すことは大きな決断であり挑戦でしょう。
何ヶ月も前から練習を重ね、慣れない運動で生じた筋肉痛にも耐えなければなりません。練習を休めば筋力や体力は元に戻り、激しいトレーニングを繰り返せば膝痛や腰痛にも見舞われます。
大会直前になると、万全の体調に整えるため、飲みたいビールも夜更かしも我慢します。
そんなこんなで大会当日を迎えます。
レース序盤はトレーニングの成果もあり気持ちよく走ることができます。大きな大会では普段絶対に走ることのできない車道を駆け抜けることができるので、映る景色は新鮮で美しく、沿道からの応援にも気安く応じることができます。
レース中盤になると少しずつ足に疲労が出てきます。また、カロリーの消費が激しいせいか、すぐにお腹が減ってきます。カロリー補給を見誤ると足がとまるため、こまめに栄養補給をしなければなりません。
この辺りからランナーズ・ハイになることがあります。ランナーズ・ハイになると、これまでの疲れが嘘のように吹き飛び、楽にペースを上げて走ることができます(自分にはマラソンのセンスがあるのでは、という勘違いが生まれます)。
そして、レース後半。先ほどまで軽かった足は鉛のように重くなり(ランナーズ・ハイは最後まで続きません)、息は上がり、走るペースもどんどん落ちていきます。やっぱ出場するんじゃなかった、休みたい、だけどあと少し頑張ろう、後悔と意地が入り混じった感情がわき上がります。沿道からの声援は気力の一滴になり、優しい声をかけられると泣きそうになります。
足を引きずりながら歯を食いしばりながら、ようやくゴールを迎えると、これまでの努力が蘇ります。自分を褒めたくなると同時に応援してくれた周囲の人々への感謝の念でいっぱいになります。
達成感を手に入れ、疲れた身体には温泉とビールというご褒美が待っています。

どうでしょう。
人生におけるあらゆる要素・感情が凝縮されていると思いませんか。
よくマラソンは人生に喩えられることがありますが、本当にその通りだと思います。

そういえば、一時期、某会社のCMで「人生はマラソンじゃない」というテーマのCMがありました。
でもこのメッセージ、
  「マラソン=決められたレールを走るだけ」
という命題が前提になっていて、
  「マラソン=自分の限界に挑戦すること、自分を支えてくれた人への感謝の気持ちを思い出させるもの」
というマラソンの真の魅力に対するアンチテーゼにはなっていません。むしろ、人生には色々な感動や素晴らしさがあるという意味では同じことを伝えているのかもしれません。

   苦しいから楽しい
   諦めないから美しい
   涙を流すから強くなる
マラソンの魅力は人生の魅力を知ることにあるのかもしれません。


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2016年11月14日(月)

プルーンの花

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2016年11月10日(木)

オレンジリボン

 オレンジリボン運動をご存じでしょうか?

 2004年、栃木県小山市で起こった2人の幼い兄弟が虐待の末亡くなった、痛ましい事件をきっかけにして起こった、「子ども虐待のない社会の実現」を目指す市民運動がオレンジリボン運動です。オレンジリボンは、そのシンボルマークであり、オレンジ色は子どもたちの明るい未来を表しています。

 毎年11月は「児童虐待防止推進月間」として、各所でキャンペーンが行われますので、このオレンジリボンを目にされる機会も増えるかと思います。

 弁護士法人あすかには、職務として児童虐待防止に関わることが多いのはもちろん、自分たちでできることを、と個人的に子どもシェルターである「ピピオの家」に関わっている者もいます。

 こどもが安心して過ごせるように、身近なことから――例えば、自分の子育てを振り返ってみる――してみる。
 オレンジリボンを目にしたことをきっかけに、ちょっと行動していただければと思います。


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2016年10月31日(月)

切ってみた 其の二

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2016年10月26日(水)

切ってみた 其の一

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紙媒体2024年04月30日(火)

今田健太郎弁護士が、令和6年4月30日付北國新聞朝刊に掲載されました

令和6年4月30日付北國新聞朝刊に、能登半島地震の被災地である珠洲市において、 建築士と弁護士がチームを組んで、被災世帯を回って、修繕や制度のアドバイスをする 全国初の「珠洲モデル」が紹介され、今田健太郎弁護士の活動が記事となっています。  能登半島地震の被災者の方々の復旧・復興を祈念しております。

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