弁護士 谷脇 裕子
2017年03月09日(木)
眼差しの向こう側へ
2月、ある土曜日昼過ぎの我が家でのできこと
ピンポーン ピンポーン(しつこい…)
夫 「はい。」
甥 「おじさん、ボクです。開けて。」
夫 「よう!いいけど裕子おばちゃんは仕事でいないぞ。」
甥 「うん。」
~中略~
甥 「おじさん、中学受験、全部終わったよ。」
夫 「大変だったな。ご苦労さん。」
甥 「やれやれだったよ。試験、難しかったぁ。」
~中略~
甥 「おじさん、中学生になってもおじさんちに寄らせてもらっていい?」
夫 「ばか。中学生って忙しいんだぞ。おじさんやおばさんなんか相手にするな!」
甥 「おじさん、お願い!寄らせてください。」
夫 「はいはい。」
ブーブーブー
甥 「おじさん、ケイタイ鳴ってるよ!」
夫 「お!」
甥の母「もしかして、息子、お邪魔してるんじゃない?」
夫 「はい、います。」
甥の母「すぐ帰るように言ってくれる?お昼ご飯まだなので。」
夫 「はい、すぐ帰らせます。」
甥 「母さん?帰れって?」
夫 「また黙って来たんだろう?母さん怒ってたぞ。」
甥 「帰ります。」
もう、春はそこまで来ています。