弁護士 今田 健太郎
2024年02月29日(木)
まさかの転出超過???
弁護士の今田健太郎です。
先日、広島県の人口調査において、転出超過の人数が、都道府県の中で最も多いという報道がなされていました。
外国人転入者の数も入れると、若干のプラスのようですが、ほとんどの世代で「選ばれない」広島県という残念な結果に衝撃を受けました。
たしかに、私も、大学で東京へ出ましたが、就職先として広島県を考えた場合、 希望する分野での選択肢が少なく、やむなく、東京での就職を検討せざるを得ない状況がありました。
逆に、広島県内の大学へ進学した学生さんとしても、就職で、広島県を離れてしまうことが多いように感じています。
色々な分析はなされていますが、私自身は、広島県は、海あり、山あり、都市ありで、新しいサッカースタジアムも街中に出来たことも考えれば、バランスのよい地域であると思っています。
他方で、福岡市や大阪市に比べると、今ひとつインパクトにかける部分があることも否めません。
広島駅も大改築され、観光客もさらに増えることも想定される中、商業の活性化を考えるうえでは、大企業の誘致よりも、若い世代による起業を大々的に応援する施策を実施し、広島発の最先端のビジネスモデルを発信しつつ、市内を流れる川の景観も活かした一大観光都市(国内外から数日滞在したいと選んでもらえる観光都市)として、オシャレで活気のある広島を目指して欲しいなと感じています。
弁護士業界も、「あれ、広島の弁護士って、洗練されていて魅力的だなと」と思ってもらえるよう、取り組んでいきたいと思います。
弁護士 谷脇 裕子
2023年12月21日(木)
文化は生きるために不可欠7
2023年12月、夫が主催する尾道の絵画教室が閉講しました。
本教室は、愛知県出身の夫が広島県に移り住んで初めて開いた本格的な日本画の講座で、1997年1月の開講からから26年続けてきました。
一般の方に日本画の技術を教える難しさと苦闘しながら、完成した作品を飾りたいと思えるレベルに仕上げられるよう、夫は常に全力で取り組んでいました。
本教室が地域の文化芸術活動に幾ばくかでも貢献できたのであれば幸甚です。
長年に亘り本教室をご支援くださった皆さま、大変ありがとうございました。
尾道新聞 2023年(令和5年) 12月12日(火曜日)