谷脇 裕子弁護士 弁護士 谷脇 裕子

2011年08月01日(月)

電子書籍は手に取れる?

 電子書籍の広まりによって、出版社や書店は危機感を持っているかもしれませんが、逆に「本とは?」「書店とは?」と問い直す企画が、テレビ・雑誌等で盛んに行われ、そのことによって、私には改めて本の存在感が増したように感じられました。その存在を意識することすらないほど、本は、今まで、あまりにも身近すぎたのかもしれません。色々な生き方があることを、また、あっていいことを教えてくれた数々の本たち…。その、「これから」について、私は注目していきたいと思います。

 でも、私の実感としては、たまに古書店などで、ずっと探していた本を見つけると、その背表紙に「君は、こんな顔をしていたんだ」と問いかけ、そしてその本を手に取って「君はこんなヤツだったんだ」とその姿、形、重さを感じます。

 私にとって、本とは、単に情報ではなく、実体の伴った「個性」のように思われます。

弁護士 谷脇裕子


広島事務所事務局 事務局 広島事務所

2011年07月28日(木)

オリヅルラン

事務所に新しい観葉植物がやってきました。

その名は“オリヅルラン”。

すっと伸びた葉に斑が入っており、涼やかな感じがします。

しかも、このオリヅルランはNASAの研究によって発表された空気清浄効果の高い観葉植物ベスト5の1位になっているそうです。

目に優しい緑であるうえに、空気清浄効果まで。素敵ですよね。。。



広島事務所 事務局


福田 浩弁護士 弁護士 福田 浩

2011年07月13日(水)

ネクタイ

 毎朝、姿見に映しながら、ネクタイを締める。社会人になってから、何千回も繰り返してきた儀式である。学生気分の抜けなかった社会人1年生のころは違和感があったが、四半世紀も繰り返してきた習慣でもあり、ネクタイを締めないで仕事することは考えられなかった。
 法律学に携わる仕事をしているが、曰く「一般人を基準にして判断すると…」などと、人は合理的に行動する、行為に至った動機は合理的に説明できる、といったことを前提にしているように思える。これは、何も法律学に限った話ではない。経済学においても、合理的経済人を前提としたモデルや仮説と検証が基本となっている。
 長さを調整するために、ネクタイを結び直しながら、考えてみる。本当に、人間は合理的に行動するのだろうか。宝くじを買うことに、高級車を買うことに合理性があるのだろうか、ダイヤの結婚指輪をあげることに合理性があるのだろうか。合理的とはいえそうにない。
 そんなことを言っている自分は合理的なのかと問い掛けてみる。二日酔いになって辛い思いをすることが解っていながら飲み続け、後悔する自分。階段を昇り降りすれば健康に良いことが解っていながら、ついエレベーターに乗ってしまう自分。かみさんに一言「愛してるよ」と言えば家庭円満になることが解っているのに、言えない自分。ネクタイを外せば快適なことが解っていながら、絞めて仕事をする自分。どうやら不合理の塊のようである。仕事柄、合理的に行動しなければ。
 酷暑の毎日、ネクタイを締めて仕事をすることは苦行である。いったん絞めたネクタイを外しながら、ご時世でもあるしな、などと言い訳をしながら、今日はクールビズで出勤してみた。極めて、快適で、仕事もはかどりそうである。
 弁護士 福田浩 


今田 健太郎弁護士 弁護士 今田 健太郎

2011年07月07日(木)

七夕

弁護士の今田健太郎です。

本日は七夕ですね。「たなばた」とは到底読めませんが、日本語は不思議です。

七夕といえば、笹の葉に願い事を書いていた小学校の頃を思い出します。
小学校高学年の同級生が、将来なりたいものとして、「中くらいのお父さん」と書いていたのが懐かしく思い出されます。
ちなみに、僕は、父親の影響だったか、「サラリーマン」と書いたような気がします。
弁護士でなかったことは間違いありません。

4歳になる息子は、「新幹線の運転手さん」と書いたようです。
子供たちには、特に人気の職業ですね。

一年に一度、将来なりたい姿を思い描いて書いてみる、大人もそういう時間をとってみてもよいかもしれません。


福田 浩弁護士 弁護士 福田 浩

2011年07月05日(火)

初心

いつの時代も、時が流れる速さは変わらないはずなのに、年齢を重ねたせいかも知れませんが、過ぎ去るのが早いこと。子供のころは、それこそ、永遠に学校に通うような感覚があり、自分がおとなになるなんて想像もできなかったのに。最近では、あれっと思う間もなく季節が移りゆき、つい先日まで花粉症に悩んでいたのに、もう猛暑の到来を思わせる日差しになりました。そのなこんなの日々を重ね、はっと気がつくと、もう50の節目を迎え、サラリーマンをしている友人達と飲めば、会社に残るか転籍か、老後はどうする、年金はなどといった話になる年齢になりました。
「弁護士法人あすか」を設立したのは、ちょうど3年前です。光陰矢のごとし、あっという間の3年でした。設立の理念を実現しようと、その気持ちに今も変わりはないのですが、3年間、日々の仕事に追われてしまったという感もなきにしもあらずです。このたび、第3期の決算を迎えるにあたり、はっと気付かされ、文字どおり「初心」にかえらなければ。会社の組織でも同じですが、会社の理念や中長期計画を日々の活動に落とし込むのは、その方法論やマネジメント手法を含め、かなり難しいことですが、最近ブームのドラッカー片手に取り組んでゆきたいなどと考えています。
弁護士 福田浩


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今田健太郎弁護士が、令和6年4月30日付北國新聞朝刊に掲載されました

令和6年4月30日付北國新聞朝刊に、能登半島地震の被災地である珠洲市において、 建築士と弁護士がチームを組んで、被災世帯を回って、修繕や制度のアドバイスをする 全国初の「珠洲モデル」が紹介され、今田健太郎弁護士の活動が記事となっています。  能登半島地震の被災者の方々の復旧・復興を祈念しております。

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