事務局 東広島事務所
2012年10月19日(金)
呉
こんにちは。東広島事務局です。
4月から交代で、呉事務所にお手伝いに行かせてもらっていますが、すでに半年が過ぎ、季節もすっかり秋になりました。時間が過ぎるのは早いものです。
早いと言えば、かつて私にも初々しい新婚時代というものがありました。もう何年も前のことですが。
私の主人は呉出身で、新婚当時、呉市に住んでいました。他県(山に囲まれた盆地)から嫁いできた私にとって、呉での生活がとても新鮮だったことを覚えています。
まず、魚の美味しさにはびっくりしました。特に、牡蠣が大好きになり、今では、毎年冬になると、我が家では音戸の牡蠣をいただいています。殻付の牡蠣を洗う専用のタワシも冬には必需品です。
次に、お葬式のお香典にのし袋を使用しないってことです。ただし、一部の地域だけかもしれませんが、これには戸惑いました。帳場に置いてある専用の用紙に、金額・名前を記入し、「香典」の現金を裸のまま用紙と一緒に受付に出します。慣れないうちは、不安にかられて、何度ものし袋を用意していきましたが、慣れてしまえば、「合理的」とも思うようになりました。
最後に、言葉の違いに戸惑いました。主人や地元の人が使う言葉がよくわからない。
「サビオ取って!」の言葉に「サビオって?」と私。「魚のしごをして!」の言葉に「しごって?」と私。その他に、「いたしい」→「難しい」、「たちまち」→「とりあえず」、「ぴしゃげる」→「叩く」、「おらぶ」→「叫ぶ」などなど。
けれども、おかげさまで結婚生活とともに今ではすっかり呉に慣れてしまっています。
まだまだ知らない呉の魅力はありそうですが、初々しさのなくなってきた今では、きっと何を知っても驚かされることはないだろうな~と思っています。
弁護士 福田 浩
2012年10月09日(火)
お父さんたちの運動会
先日、秋晴れの土曜日、近所の公園で、子供たちの運動会を楽しんできました。鳴り響く行進マーチの曲目は現代的ですが、かけっこ、パン食い競争、玉入れ、綱引き、マスゲームなどの演目は、今も健在です。保護者参加のリレー競争もありました。
我が子を目の前にしたお父さん方の意気込みには、凄いものがあります。今日の日のために買ったとしか思えない真新しいスポーツシューズを履いている人。本気モードで走ろうとしているのか、入念にアキレス腱を伸ばしている人。後ろの人と、バトンの受け渡しの練習を繰り返している人。スタート時間が近づくにつれ、場内は静まり、たがが大人のかけっことは思えない、異様な緊張感が漂ってきます。ピストルの轟音とともに、スタートダッシュ、白熱したコーナー手前のポジション争いをする姿に、おとなげないなぁ、などと軽口をたたいてはいけない雰囲気です。
何が楽しいって、それは、真剣モードで走り出したお父さん方が、スタートするや否や足をもつれさせたり、コーナーでスリップダウンしたりして、転倒してしまうことです。昔取った杵柄、若いころのイメージそのままに、肉体的な衰えは如何ともしがたく、そのギャップに気が付いたときは、すってんころりん。不遜ながら、待ってました、とばかりに場内は大盛り上がりです。
でも、転び方からして猛烈に痛いのではないかと思われても、パパ頑張って、という我が子からの悲痛な叫びに、すくっと立ち上がり、足を引きづりながら、血を流しながら、最後まで走り抜くお父さんに姿に、場内からは万雷の拍手が起こります。きっと、子供たちに、何事にも、一生懸命、最後まで取り組むことの大切さを、我が身を削って知らしめたことに感動を呼ぶのかもしれません(そんな大げさなことでもないか…)。
ともかく、お父さん方、怪我にはくれぐれも注意しましょう。
弁護士 福田浩
事務局 広島事務所
2012年10月03日(水)
神話博しまね
10月です!
広島は神無月ですが、島根は神有月です!
このところ、子供たちが古事記にはまっているので、次の連休最終日に出雲へ行って参ります。
目的は、出雲大社と古代出雲歴史博物館。
神話博しまねも開催中なので、こちらも楽しんでくる予定です。
子供たちがはまっている古事記。これを毎晩読んで聞かせているのですが、日本の神様の名前は舌をかみそう。
メジャーな神様といえば天照大神(アマテラスオオミカミ)や素戔嗚尊(スサノオノミコト)でしょうか。漢字表記でルビが振ってあれば、まだ読みやすいのですが、読み聞かせに使っている本では「小学校高学年から中学生が初めて古典に触れるときに分かりやすいように」と神様の名前が全てカタカナ表記です。勢い、神様の名前を読むときには早口言葉か滑舌の訓練か、といった状態になります。国譲りの下りで登場する天津日高日子番能迩迩芸命(アマツヒコヒコホノニニギノミコト)を声に出したときは、どこで区切って良いものやら分からず、「アマツヒコヒコヒコ・・・」となってしまい、子供たちに盛大に笑われました。
歴史に触れて、お蕎麦と善哉をいただいて、と楽しんでくる予定です。
広島事務所 事務局
弁護士 中岡 正薫
2012年10月01日(月)
新司法試験受験生へ
先日、新司法試験の合格発表がありました。
今年も友人何人かから合格の報せを聞きましたが、彼らの1年間の努力や苦労、苦悩を知っていただけに喜びもひとしおです。
見事合格された方、本当におめでとうございます。司法修習までしっかり英気を養ってください。
残念ながら合格に至らなかった方は、結果発表から3週間弱が経ちましたが、少しは心落ち着きましたか。
来年に向けて試験勉強のスタートはきれそうですか。
もしまだ立ち直れないという人がいたら、2、3日趣味に没頭して心と身体をリフレッシュしてみてください。何事もスタートが肝心です。
試験までの約8ヶ月を頑張るためのエネルギーを蓄えてください。
既にスタートをきった人は、今年の結果を踏まえて、自分に何が足りなかったのか、合格するためには何が必要なのか、来年の試験当日をゴールにして逆算でじっくり計画を立ててみてください。
必ず逆算して計画を立て、100%を目指すのではなく、約8ヶ月の中でやらなければならないことをやるようにしてください。
なぜ今年、自分は合格できなかったと思いますか。
ロースクールの教授が悪かったから?
司法試験と関係のない課題ばかりやらされたから?
勉強をする環境が悪かったから?
程度の差こそあれ、試験勉強を開始したときから試験に至るまでに不遇やアクシデント、不幸はつきものです。
試験当日に高熱を出しながら受験をした人、試験直前に身内を亡くした人もいます。
今、合格できなかった理由として考えるべきことは自分の弱点の把握と試験対策「だけ」です。
それ以外のことを考える余裕はきっとありません。
努力すれば必ず合格できる、なんていうきれいごとを言うつもりはありません。試験まで必死に勉強したのに努力が実を結ばなかったという人もいるでしょう。
でも、それでも徹底的に努力してください。
9月11日に味わった悔しい気持ちを思い出して努力してください。
皆さんが法曹になることを心待ちにして応援してくれている家族や彼女、友人のことを思い出して努力してください。
日本全国で明日の法律家を夢見て頑張っている受験生に、心よりエールを送ります。
弁護士 中岡正薫
弁護士 谷脇 裕子
2012年10月01日(月)
運動会
弁護士の谷脇です。
運動会のシーズンですね。最近では、春に運動会を開催する学校も多いようですが、私の小学校二年生の甥と年中の姪の運動会は、先週、先々週に相次いで行われました。
私は、残念ながら見に行くことはできなかったのですが、運動会の日の夜は、甥と姪、そのパパとママ(私の妹です)と一緒に、ビデオ鑑賞会をして盛り上がりました。
姪は、運動会の前から、お遊戯のダンスを何度も見せてくれたり、「一等賞になるから見ててね。」とやる気満々。クラッシクバレエを習っていることもあって、本番のダンスのキレも周りとはひと味違う様子でした。
思い起こせば、お兄ちゃん(甥)が年中さんの頃は、周りにちゃんとついていけるのか、ママもはらはらドキドキの様子でしたが、女の子は本当にしっかりしていて、安心して見ていられる様子だったようです。
さて、そのお兄ちゃん、小学校に入学したころ、パンツを履き忘れて学校へ行き(パンツはパジャマと一緒に残っていたそうです。)、しかも、帰ってくるまで気付かないで、帰宅した際そのことを告げられると「何で履かせてくれなかったの」と大泣きしたことがありました。
いつも想定外の行動で、ハラハラさせてくれるお兄ちゃんですが、今年の運動会は、とっても男らしく逞しくなっていて、立派に見えました。
叔母としては、その成長が嬉しいような、ちょっと寂しいような…。
言うことをきかないときに「DS、持って帰っちゃうよ。」と言って従わせるのも、そろそろ限界かも。次の作戦を考えなければ。