弁護士 今田 健太郎
2013年04月09日(火)
WOW WAR TONIGHT
弁護士の今田健太郎です。
4月1日より、広島弁護士会の副会長に就任しました。
前年度からの引継ぎも含め、2月頃から、怒濤のように押し寄せる会務との戦いの日々が続いています。
会長・副会長(これを理事者と呼びます)が入っているメーリングリストの件数も、1000件を超えました。
日常の弁護士業務をしていても、5分おきには、理事者からのメールが届き、応急対応に追われることから、30分、5分、1分でできること、このような細かい単位で、仕事を割り振りするように意識が変わりました。
正直、ここまで多忙とは思っていなかったのですが、この苦役に身をおいてみてこそ、感じる喜びもあります。
「忙しそうだね、何か手伝おうか。」
この手の言葉は、弱っている心に響きます。涙もろくなりました。
午前中に会務がなく、事務所に座って仕事ができる。
こうした当たり前のことにも、喜びを感じるようになりました。
日付が変わる前に家に着いた日は、バスタブに浸かって、雑誌を読むのですが、その瞬間、筆舌に尽くしがたい幸せを感じるようになりました。
忙しいのも、悪いことばかりではないようです。
♪「ウチに帰ったらひたすら眠るだけだから。ほんのひとときでも、自分がどれだけやったか。窓にうつっている素顔を褒めろ!」
あまりに古いですが、WOW WAR TONIGHT の歌詞がリフレインしている、今日この頃です。
事務局 広島事務所
2013年03月21日(木)
イチゴ狩り
イチゴ狩りに行ってきました。
実家の畑で露地栽培されているイチゴは毎年いただいていますが、観光農園でのイチゴ狩りは初めてです。おじゃましたのは三次市にある平田観光農園さんです。
ビニールハウスに入ってまず驚いたのは、イチゴが地床栽培ではなく高設栽培されていたこと。近年、作業負担を軽くするために高設栽培を取り入れる農場が多いことは知っていましたが、実際に高設栽培されているものを見ると、確かにこの方が作業は楽よね、と納得。もっとも、毎年苗の植え替えに伴って土を入れ替えるのだろうから、その作業は大変そうだな、とか、給排水はどうなっているのかな? とか、設備の耐用年数はどのくらいだろう? など、イチゴ狩り以外の部分で好奇心がむくむくとわきました。
そんな私の好奇心に関係なく、子どもたちはイチゴの畝と畝の間をゆっくり歩いて、どのイチゴが一番おいしいだろうか、と吟味に夢中。今回は食べ放題ではなく、決まった粒数をつみ取ってスイーツに加工する体験をさせてもらう、というコースなので、子どもたちはできるだけ甘くて大きいものを狙って、小一時間、ビニールハウスの中をうろうろしました。
イチゴを摘み取ったら工房に移動して、苺大福、パイ、ピザ、パフェを作らせていただきました。生のイチゴを使ったパイとピザは初体験だったので、どんなものができあがるか、恐ろしくもあったのですが、イチゴのさわやかな酸味とカスタードクリームの甘み、生地やチーズの塩気とがよい感じで口の中に広がり、予想外においしかったです。
今回つみ取らせていただいたのは“紅ほっぺ”という名前の品種だそうで、イチゴ特有の甘い香りが強く、ほどよい酸味と甘み、そしてたっぷりの果汁。イチゴを調理した子どもたちの指は、見事にイチゴ色に染まっていました。
イチゴをおいしくいただいたら、園内の動物広場でウサギや羊、山羊、ミニブタと遊んで、あっという間に一日が終わりました。
帰る道々、子どもたちは「次は梨狩りかブドウ狩りに来たい!」とおねだり。
子どもが親と一緒に遊んでくれるのは小学生のうちよ、と先輩ママさん達から聞いているので、こんなことを言ってくれるのもあと数年だなぁ、また行かなきゃ、と次の計画を立て始める自分は、親ばかだなぁ、と思ったのでした。