弁護士 上椙 裕章
2019年10月18日(金)
左利き
突然ですが、私、左利きです。
字を書くのは矯正して右手ですが、それ以外はほぼすべて左です。
左利きって聞くと、「格好いいね」「スポーツだと左利き有利だもんね」なんて
暢気な回答をもらったりします。
しかし、声を大にしていいたい!
「全然格好良くないから」「左利きだって理由でモテたことなんかないから」
「スポーツで左利きが有利というのは、プロレベルの話で素人には関係ないから」
バッターボックスに立ったとき、ゴルフのアドレスに入ったとき、
「おっ、左利きなんだ?」といわれる程度のものです。
むしろ、バッティングセンターでもゴルフ練習場でも、壁際に追いやられるか、向かいの人とご対面して気まずい思いをしてます。
世の中は右利き中心に回っているのです。
人生で初めて自動改札を通ったとき、隣のゲートを開けてしまいました。
先の尖ったおしゃれなお玉(レ―ドル)を使うと手が吊りそうになります。
カウンターに座って箸を使うと、左隣の人に肘があたり、ついお詫びしてしまいます。
少数者の人権を擁護することを使命とする我々弁護士、これではいかんという強い決意をもって、約2年前、「弁護士会左利きの会」という結社を結成しました。
目的は左利きの社会的地位向上です!
先日は、左利きボーリング大会を開催し、4レーンを左利きで占拠するという快挙を成し遂げました。きっと周りの右利きの人たちは、自分たちが間違っているのではないかと錯覚を覚えたことでしょう。
つぎなる目標は、カウンターの店を占拠して、思いっきり左ひじを張って箸を使うことです。打ったら三塁方向へ走って右回りする左利き野球も妄想中です。
このブログを読んでいる左利きのあなた!
是非我々と一緒に左利きの地位向上のために活動しましょう!
(マウスは右手で使っています)
左利き弁護士 上椙裕章