事務局 広島事務所
2018年10月11日(木)
見上げてごらん夜の星を
お日様が沈んだばかりの南西の夜空に浮かんでいる月は細くて、いわゆる三日月の形をしています。旧暦3日のお月様だから「三日月」なんだそうです。
この夏は火星・土星・木星を眺めて楽しむことができましたが、今月中旬はこれらの惑星と月とが接近している様を見ることができます。
惑星の近くを月が通過すると、月の光で惑星が見えにくくなるように感じますが、今回は月が満月に向かうところで接近するので、月も惑星もしっかり見えるのでは、と期待しています。
最近は日の入りが早く、17時すぎには日没、18時には既に真っ暗、という状態です。タイミングよければ、帰宅途中で月と惑星が接近している様子を見ることができます。夜空の美しさに、一日の疲れも癒やされるのではないでしょうか。
天体観測の際には、足下の確認と寒さ対策をして、夜空を楽しんでくださいね。
今回も図表は、国立天文台のものを使用させていただきました。