事務局 呉事務所
2018年05月02日(水)
フクロウの森
フクロウに会える場所があると知り、宮島へ行ってきました。
宮島桟橋を出ると、正面に「嚴島フクロウの森」の看板。
フクロウ♪フクロウ♪と小躍りしながら(なんなら実際に踊ってしまってもいいくらい)直行したい心もちではありますが一人で来ているわけではありません。
しかも、私ほどにフクロウに対する情熱を持ち合わせていない人に付き合ってもらっているため、宮島着いたらはい!フクロウ!という行動ははばかられます。
まずは宮島散策をとなるのですが、鳥居を下から見上げても、お昼に穴子をいただいても、高台のしゃれたお店でカフェっても、私の意識はフクロウにしかなく上の空。
それを察したかのように「そろそろフクロウに会いに行こうか」とのお言葉!
おぉ!いよいよフクロウ。小躍りの時です♪
いざお店へ。
受付で手指消毒とフクロウへの触れ方のレクチャーをうけます。
フクロウに触れる時は手の甲で背中側を上から下にそっと撫で、決して手のひらでは撫でないように。フクロウが触られるのを嫌がったら、すぐに手を離してください。とのこと。
守ります。守りますとも。フクロウの嫌がることはいたしません。
森のような施設内には、14羽のフクロウがあちらこちらに佇んでいらっしゃいます。
動かなさ過ぎて気づかんかったわ!と思うフクロウも。
フクロぉーーー!と叫びたいのを必死に堪え、ドキドキしながら手の甲でそーっと背中に触れてみます。
「!!ふぁっふぁっ」です。ふわふわでもふわっふわっでもなく。
ほんわり温かくて、柔らかくて、ずっと撫でていたい感触です。ぎゅーっとしたい!連れ帰りたい!首元をポリポリ掻いてさしあげたい!という衝動を抑えて幾度幾度も背中を触る私。フクロウはそんな私を拒絶することもなく、「好きなだけ触りなよ」とおとなしく背中を向けてくれています。
フクロウはたまにギュンと頭を180度回転させてこちらを確認することはありますが、またすぐにギュンと前を向いて背中を触らせ続けてくれます。フクロウ優しっ。
店内は順路に従って進むようになっていて、何周してもいいですよとのことだったので、私は3周して(もっと周りたかったけど)フクロウの森をあとにしました。癒し効果絶大なので、フクロウがお嫌いでなければぜひ一度体験してみてください。
このブログを書きながらあのふぁっふぁっ感を思い出しています。