弁護士 白鳥 俊昭
2016年12月13日(火)
三段峡での2日間
某日の友人らとの会話。
友人1「今年こっちに来てから、どのあたり行った?」
私「うーん、平和記念公園と原爆ドーム、資料館と・・・あと呉、西条に・・・マツダスタジアムと宮島かな・・・」
友人2「それだけ!?というか、平和記念公園と原爆ドームと資料館はほとんど同じ場所だし、呉と西条は事務所のことでしょ!」
友人1「どこか行きたいね・・・三段峡とか行ったことある?」
私、友人2「ない!」
友人1「じゃあ、そこに行こう。ついでに1泊していこう」
私、友人2「賛成!」
ということで、広島に来てからあまり観光していない私を連れ出してもらい、三段峡へ行ってきました。
広島市内を離れて、車で1時間強。自然豊かな山里を通り、三段峡の入口に到着。
着いたのは夕方少し前だったため、その日は少し山道に入ってウォームアップし、明日本格的に滝を見に行くことに。
久しぶりに歩く山道や山道から見下ろせる清流、色鮮やかな紅葉にすっかり気分もよく、足取りも軽く進んで行きます。
しかし、普段運動とは縁遠い生活をしている私たちが、いつまでも山道で元気でいられるわけもなく、これ以上は翌日に支障が出そうだったので、とりあえず戻ることに。
友人1「だいぶ歩いたね」
私「かなり奥まで行ったんじゃない?」
友人2「どの辺まで行ったんだろ?」
と、口々に「戦果」を述べながら入口まで戻り、ふと近くにあった看板をよく見ると、何やら、
「カップル向け散策コースとして最適!」「初心者はまずここから!」というような趣旨の文字が。
友人1「・・・」
友人2「・・・」
私 「・・・」
翌日、男3人がプライドをかなぐり捨て、「別のルートから車で行けるところまで行き、滝を見に行く作戦」に、冷静に切り替えられたことは褒めたいと思います。
さて、作戦を遂行し、お目当ての「二段滝」へ。山道の中を途中まで歩き、そこからは舟でなければ行けないとのこと。
舟に乗り込み、途中ゆっくりと峡谷を通過します。山中でさらに舟でなければ行けないという秘境さや舟で峡谷を通過しているという冒険感(?)も相俟って、徐々に気分が高揚してきます。
そして、ついに「二段滝」と対面。
月並みですが、やはり実際に足を運んで現地で見ると感動もひとしおですね。
広島での思い出に素敵な1ページが刻まれ、決意新たに、また市内へ戻っていくのでした。