弁護士 今田 健太郎
2016年10月04日(火)
広島カープ今季最終戦 廣瀬純選手の引退試合
弁護士の今田健太郎です。
広島カープは、25年ぶりのセ・リーグ優勝を果たし、広島の街の盛り上がりが冷めやらぬ中、10月1日のマツダスタジアム最終戦を、「カープ鳥」において観戦しました。
この試合は、カープの低迷期を支えた廣瀬純選手と、倉義和選手の引退試合を兼ねていたわけですが、最後のヒーローインタビューで、廣瀬純選手は、「このチームでプレイできて、幸せでした。これからはカープ伝説を作っていってください。」とコメントしていました。カープ鳥の店内では、カープ女子だけでなく、長年ファンと思われるおじさんたちも、涙を流していました。
晩年は、あれほど守備も打撃も一流の廣瀬選手でさえ、怪我の影響もあり、一軍で活躍する機会がなかったのですが、「はぶてる」ことなく、黙々と若手の手本になるよう精進していたようです。
カープという組織を愛し、その組織のために、自分に与えられた役割を淡々とこなしていく。その難しさや厳しさは、尋常ではないと思いますが、そのような廣瀬選手の姿をみて、若手は刺激を与えられ、組織の力が強くなっていったように思います。
廣瀬選手、倉選手のような存在があってこそ、今年の「カープ」という組織の圧倒的強さを見せつけることができたのではないでしょうか。
組織における個人が、個の役割をきちんと全うすることの重要さ。
そのことを、廣瀬選手らは教えてくれたように思います。
今日もカープは、勝ち勝ち勝ち。フレーズが浮かんできますね。
次は、CSや日本シリーズで、圧倒的な強さを見せつけてほしいものです。