弁護士 中岡 正薫
2016年07月25日(月)
トライアスロン初挑戦!
弁護士の中岡です。
先日、宮﨑で開催された「宮﨑シーガイアトライアスロン」に参加をしてきました。
http://www.seagaia-tri.tv/(公式HP)
昨年年初に書いたブログ記事(http://www.asuka88.jp/blog/entry-377.html)の中で2015年度の目標として掲げていたトライアスロン完走ですが、なんとか1年越しで挑戦をすることとなりました。
私が挑戦したのは、水泳1.5㎞、バイク40㎞、マラソン10㎞の所謂「オリンピックディスタンス」と言われているコースです。
走ることに関してはこれまで何度もマラソン完走経験があるので大した不安はなかったのですが、なんといっても心配の種は水泳。
というのも、私、かなりのカナヅチで高校進学時も水泳の授業がないということで志望校を決めたほど。練習でも沈む一歩手前まで藻掻きながら頑張っても400mくらいしか泳げない有様。しかも、本番はプールではなく波のある海、一斉に何百人ものトライアスリートが海に飛び込むので芋洗い状態で自分の泳ぎもできないとのこと。ウェットスーツを着るとはいえ、不安しかありません。
大会前日に宮﨑に到着し、地鶏と焼酎を堪能したい気持ちを抑えてお酒もほどほどに控え、とにかく完走することだけを自分に言い聞かせて本番に備えます。
大会当日、天候はあいにくの雨。現地まで自転車で向かう途中、ビンディングシューズ(自転車のペダルに固定させる靴)を履いていたことをすっかり忘れて、靴をペダルから外す前にブレーキを踏んでしまい盛大に転倒するという悲劇に見舞われます。さらに現地に到着すると波も高く海水も濁っており、右肩下がりで完走への自信を失っていきます。
そして、いよいよスタートのとき。
噂に聞いていたとおり、数百人の集団が海に飛び込み、前後左右全てが人、人、人。
波で流されてしまい真っ直ぐ泳ぐこともままなりません。その上、緊張からか異常に息があがってしまい、わずか100mほど泳いだだけで、クロールが限界に。
「宮﨑まで来て僅か100mで棄権」という一生トラウマになりそうなレッテルが貼られる恐怖が頭に浮かびます。
とにかく格好悪くても泳ぎ切ることを決意して、平泳ぎに変更してゆっくりゆっくり距離を進めていきます。
約40分後、フラフラになりながらやっとのことで1.5㎞を泳ぎ切り、その後も何とか自転車、マラソンも乗り越えゴールへ。
タイムは3時間1分。初出場の結果としてはまずますといったところのようです。
これでようやくアイアンマンの称号をゲット!!と喜んだのも束の間、帰りのバスの車内でアイアンマンレースを調べてみると、アイアンマンとは水泳3.9㎞・バイク180㎞Km・マラソン42.195㎞を制覇した人に与えられる称号とのこと。
・・・まだまだ道半ばを実感しつつも、新たなことに挑戦できた充実の1日でした。