弁護士 中岡 正薫
2014年10月07日(火)
電動歯ブラシ
先日大阪に住む友人の家に行ってきたのですが、ふと洗面台に目をやると電動歯ブラシが置いてありました。
友人に尋ねると、なんと2万円近くする電動歯ブラシのようで、手で磨くより断然良いから私にも是非買ってみてほしいとのこと。私も遡ること10数年前に使っていたことがあったのですが、なんとなくブルブルしているだけで使いにくいという印象しかなく、結局長続きすることがありませんでした。
とはいえ、あれだけ強く勧められると興味が湧きます。
早速八丁堀のヤマダ電機に最近の電動歯ブラシ事情を調査しに行くことにしました。
電動歯ブラシコーナーに行くと、想像していた以上にたくさんの種類の電動歯ブラシがあり、値段も3000円くらいから高いものでは3万円近いものまでと実に様々。宣伝文句には、「歯垢除去力4倍!」とか、「最大40%歯垢除去力UP!」とかいう魅力的な言葉が並びます。
私が使っていた10数年前からこのペースで歯垢除去力をパワーアップさせていたら、歯垢以外のものも除去されてしまうんじゃないかとどうでもいいことを考えながら商品を見ていると、ベテランと思しき店員さんが笑みを浮かべて近付いてきます。
「これ新商品ですけど、すごくいいですよ。音波が云々・・・。」
「もうね、一度電動歯ブラシに手を出すと普通の歯ブラシには戻れませんよ。」
「ちょっと手に当てて試してみて。ほらっ、この振動で歯垢が面白いように落ちるんです。」
「私もね、これを使ってるんですけど、お客さんの予算ならこれがいいですよ。」
「定価はこれですが、型落ちなんでこんなに安いんですよ。型落ちで十分なんですごくお得ですよ。」
ふと気がつくと手には紙袋に入った型落ちのお買い得電動歯ブラシと交換用歯ブラシが・・・。
果たして満足感が得られるのか、また改めてご報告をしたいと思います。