事務局 東広島事務所
2013年08月02日(金)
カブトムシ
夏ですね。
我が家も子ども達は夏休みに入り、ぐだぐだだらだらと、過ごしています。
毎日子どもが家にいるだけでも暑さ上昇するのに、毎年夏になるとやってくるヤツがいます。
カブトムシです。
梅雨が明けると、主人がせっせと、カブトムシを引き寄せる「バナナトラップ」という餌を作り、山の木に塗りつけて、採集しています。
※バナナトラップの作り方・・・バナナ(熟した方が適している)と焼酎と砂糖を混ぜるだけ!
バナナトラップのおかげで、我が家にはクワガタ・カブトムシがたくさんいます。
が、主人は採ることが楽しいみたいで、世話は全くしてくれないので、私が餌をあげたり、土が乾いていたら、適度に湿らせてあげたり・・・とお世話をしています。
今年のカブトムシの中で、一匹だけ、とってもりっぱなカブちゃん(私はそう呼んでいる)がいます。
角も堂々と立派に生えています。
そのカブちゃんを観察するのが、最近の日課です。
夜行性なので、夜になるとパワフルに活動しはじめます。
ふつうサイズのカブトムシ達を「えいやー。」と投げ飛ばし、せまい飼育ケースの中をブンブン飛び回ります。
餌は、昆虫ゼリーを与えていますが、ゼリーを占領して、自分だけがチュウチュウ食べています。
その光景を見た時は、他のカブトムシがかわいそうなので、カブちゃんの角を触って、違う場所に移動させようとするのですが、とにかく体が大きいので、動かすことも出来ません。
そうしていると、つぶらな眼光で私をにらみ、立派な角を上下に動かして威嚇しつづけるのです。
そして、朝になると、ぐったりしたカブちゃんが木に寄りかかって、死んだように寝ています。
(他のカブトムシ達は、土の中に潜っているのに、体が大きすぎて、潜れないのか?)
あんなに夜は元気だったのに・・・と思い、昆虫ゼリーを近くに置いてやると、ヨロヨロしながらゼリーに頭を突っ込んで、無心に食べるのです。
8月下旬頃には、カブちゃんとお別れしてしまうのだと思うとさみしいし、朝起きて見てみたら、大きな体がひっくり返って死んでいるのは見たくはないですが、その日が来るまでは愛情そそいで、しっかりお世話しようと思います。