事務局 呉事務所
2012年06月28日(木)
京都旅行(其の一)
「趣味は京都!」と言ってしまうほど、京都の虜になっています。
どのくらい虜なのか?
症状①
ふらっと書店に立ち寄った際、視野に“京都”の文字を発見すると目をキラキラさせ、本を手に取り、お財布を取り出しながらレジに向かっている。
症状②
テレビ欄に“京都”の文字があれば、番組内容はお構いなしに視聴し、画面中に出てくる京都について得意気に家族に説明し始める。
症状③
「京都」のフレーズが聞こえるだけで振り返ってしまう。
ほんの一部ですが、重症なことがお分かりいただけると思います・・・
そんな私は年に3~4回、京都にふらっと出かけています。
現在のお気に入りは庭園。今回は東福寺から歩いてすぐの光明院へ行ってきました。
事前に先生から伺っていた通り、観光地とは思えない静けさ。
訪れていた人も2,3人。「はぁ~、落ち着きますわぁ」と、きっと間違っているであろう京都弁を呟きながら縁側に腰を下ろし、そよ風を感じながら鳥の声を聴き、時間を気にすることなく暫く佇んでしまいました。まったくの別世界にいるような感じで、とても心穏やかな時間を過ごしました。
訪れた時に知ったのですが、「そうだ、京都行こう。」のポスターにもなったお庭のようです。穴場に行ったつもりが、意外と全国的に有名だったようです。
重森美玲が造った枯山水で、禅の「煩悩がなければ、仏心という月は波に映る」と言う教えから「波心の庭」と名付けられているそうです。
禅が何たるかは私には難しいですが、日常から離れ、頭を空っぽにしたくなった時の対処方法は簡単です。
京都に行ってボーっとする。これに限ります!
みなさんも是非、何もしない贅沢さを味わってみてはいかがでしょうか。
呉事務局