弁護士 谷脇 裕子
2012年03月23日(金)
友が偉く見える日
弁護士の谷脇裕子です。
卒業のシーズンですね。
先日、かつて机を並べて勉強し、幾度となく議論を戦わせた友人と久しぶりに会いました。
その友人は、今、これまで培ったスキルを武器に、難しい仕事に正面から立ち向かい、結果を出そうとしていました。
生き生きと「今」を語る友人が眩しく、また、随分頼もしく見えました。
その友人は、遠く離れていても、いつも意識せずにはいられない私にとってかけがえのない存在です。
離れている間に同じ分だけ経過した時間を、私はその友人のようにがんばってこれたのだろうか。私は、かつてと同じように、友人と「対等」に「今」を話せる自分でいるだろうか、と自問自答せずにはいられません。
尊敬できる友の存在は、本当に得難いものです。そんな友とは、時間が経過しても、また、同じ目線に立って、「今」を語れる存在でいたいと心から思います。そのために、今、目の前にある現実から目をそむけることなく、私は私に与えられた時間を精一杯がんばって行こうと改めて思いました。