弁護士 福田 浩
2011年07月05日(火)
初心
いつの時代も、時が流れる速さは変わらないはずなのに、年齢を重ねたせいかも知れませんが、過ぎ去るのが早いこと。子供のころは、それこそ、永遠に学校に通うような感覚があり、自分がおとなになるなんて想像もできなかったのに。最近では、あれっと思う間もなく季節が移りゆき、つい先日まで花粉症に悩んでいたのに、もう猛暑の到来を思わせる日差しになりました。そのなこんなの日々を重ね、はっと気がつくと、もう50の節目を迎え、サラリーマンをしている友人達と飲めば、会社に残るか転籍か、老後はどうする、年金はなどといった話になる年齢になりました。
「弁護士法人あすか」を設立したのは、ちょうど3年前です。光陰矢のごとし、あっという間の3年でした。設立の理念を実現しようと、その気持ちに今も変わりはないのですが、3年間、日々の仕事に追われてしまったという感もなきにしもあらずです。このたび、第3期の決算を迎えるにあたり、はっと気付かされ、文字どおり「初心」にかえらなければ。会社の組織でも同じですが、会社の理念や中長期計画を日々の活動に落とし込むのは、その方法論やマネジメント手法を含め、かなり難しいことですが、最近ブームのドラッカー片手に取り組んでゆきたいなどと考えています。
弁護士 福田浩