事務局 東広島事務所
2011年06月22日(水)
氷食症?
「氷食症」ってご存じですか? 「ひょうしょくしょう」と読みます。
氷を無性に食べたくなる病気のことです。
鉄分の欠乏によることが多いらしいのですが、説がいろいろあり、未だ不明な点も多いとか。
私は、自分は、氷が大好きなんだと思っていました。冷凍庫から1個ずつ取り出してはぼりぼりと。
好きというか、無性に食べたい、いや食べずにはいられない、というのが正しいのでしょうか・・・。
自分は好みが変わっているのかな、という程度にしか考えていなかったのですが、
最近、どうも体調がすぐれない、これは、氷のせいか? さすがに食べ過ぎで体も冷えるし、頭痛もする。
どうにか氷を止められないものか・・・。そう考えて、ちょっと調べてみると、「氷食症」という文字が目にとまりました。
読んでみると、私の症状とまるっきり同じ。「一日に製氷皿1皿以上食べるもの、という定義がある」と書いてありましたが、
確かに毎日それくらいは軽く食べています。さらに続きを読むと鉄欠乏症貧血で氷食症は起こるらしいとも。
私って貧血だったのか? 思ってもいないことだったのですが、さすがに心配になってきて検査してきました。
受付の方 「今日はどうされました?」
私 「貧血の検査をしたいのですが。」
受付の方 「どんな症状が出ていますか?」
私 「氷が止められないんです。」
受付の方 「はっ?」
私 「だから、私は「氷食症」じゃないかと思うんです。」
受付の方 「ひょう・・しょく・・、えっ? なにっ?」
のようなやりとりで、なんとか貧血の検査までたどり着いたのですが、
病院の先生からも「貧血の他の症状が出ていないしね~」と不思議がられました。
しかし、検査の結果は、治療が必要なほどの鉄欠乏症貧血でした。
結局のところ、私が本当に「氷食症」だったのかは不明ですが、貧血が判明し、今は鉄剤を飲んで治療中です。
服用1か月程度で貧血は改善するそうですが、同時に氷ともお別れできればいいなと思っています。
東広島事務局