事務局 広島事務所
2011年06月16日(木)
お使いの楽しみ
事務員の仕事に、毎日の裁判所へのお使い、があります。
近年、裁判手続でやりとりする書面はファックス送信が認められるようになり、直接裁判所に提出する書類、裁判所から直接受け取る書類、というのは減ってきているのですが、どうしても毎日のように“直接”やりとりする書類、というのが発生するためです。
裁判手続で使用する書類ですから、場合によっては一刻を争う書類もあったりしますので、雨が降っても、台風が来ても、路上で靴底が溶けてしまいそうに暑くても、毎日、裁判所へ行きます。
そんなお使いの途中で、楽しみにしているのは、裁判所構内をはじめとする経路上の花々です。
広島高裁・地裁・簡裁の名物として、同裁判所のホームページで紹介されているのはタイワンフウです。漢字で書くと《台湾楓》。マンサク科フウ属だそうです。
春先は瑞々しい浅黄色の新芽を出し、いまはすっかり鮮やかな緑色の葉を茂らせています。秋になると紅葉が美しく、本格的な機材を準備し撮影する方の姿も見かけます。
同裁判所構内にはこのほかにも桜、梅、灯台躑躅、蘇鉄、琵琶、などなど、いろいろな花卉が植えられていまして、現在花をつけているのは泰山木。
花卉も素敵ですが、広い芝生上に咲く小さな草花もかわいらしく、ついつい携帯電話で撮影することもありますが、これらは私の知識不足のため、名前が分かるものはタンポポとハルジオン(ヒメジオンかも…)、カタバミ、ナガミヒナゲシくらいです。
お隣の広島高検・地検・区検の敷地には、見事なツツジとクチナシの生け垣がありましたが、庁舎の立替工事に伴い撤去されておりまして、残念です。
先月、この検察庁敷地内である花を見つけて、事務所関係者で騒いだのですが、話が長くなってきたので、それはまたの機会に。。。
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